サーマルプリンタとは?

熱を加えることで、印字させるプリンタです。サーマルプリンタにはリボンを使用する熱転写タイプと、リボンを使用しないで自己発色するダイレクトサーマルタイプがあります。

溶融型熱転写方式
  1. サーマルヘッドの熱により、溶融するインクを塗布したインクリボンを加熱し、サプライにインクを転写する。
  2. インクが冷えて再固化することにより、サプライに定着する。
昇華型熱転写方式
  1. サーマルヘッドの熱により、昇華(固体が液体の状態を経ずに気体になること)特性を持ったインクを塗布したインクリボンを加熱し、インクを蒸発させる。
  2. 蒸発したインクがサプライに定着する。
ダイレクトサーマル方式

ロイコ染料と顕色剤が混合され、サプライ上にコートされた層を、サーマルヘッドの熱により、自己発色させる方法。

  1. サーマルヘッドを加熱しコート層に熱をかける。
  2. 熱により、サーマルコートが発色し印字される。

ダイレクトサーマルプリンタはトナーもインクも使わないで印字ができるため、小型化・軽量化でき、低ランニングコストで使用できます。

※技術資料は、三菱製紙株式会社様よりご提供。

感熱紙の発色の仕組み

感熱紙は、基材となる紙やフィルムに、ロイコ染料と顕色剤を主成分とする層が塗工してあります。サーマルヘッドの熱によって、感熱層に含まれる顕色剤が溶融してロイコ染料に作用し、ロイコ染料が発色します。この発色をプリンタで制御し、文字やバーコードを印字します。

感熱紙の仕組み

感熱紙の層構成

※技術資料は、三菱製紙株式会社様よりご提供。

高保存紙とは?

感熱紙には通常の用紙とは異なり、表面に特殊な薬品が塗られています。この薬品は加熱された場所だけが「化学反応」を起こして黒色等に変化します。(詳しくは「感熱紙の発色の仕組み」参照)

しかし、この化学反応は、「時間の経過」や「アルコールや油等の薬品の接触」によって、元々の印字濃度が徐々に薄くなっていきます。・・・FAX用紙やレシートが時間がたつと消えてしまうのはこのためです。

高保存紙とはその名の通り、保存性を高くし、印字が消えにくいように作られている用紙です。(保存期間:印字後約10年間)

※目安の期間です。お客様の保管状態・原紙によって異なります。他にも中保存紙等もあります。

保存性の特性

※技術資料は、三菱製紙株式会社様よりご提供。

PAGE TOP